2017年4月27日時点情報
フィリピン ダバオ ライブハウス探索
私事によりフィリピン ダバオに縁ができ、ちょっと旅行してきました。
あまり時間がありませんでしたが、一夜だけライブハウス探索をしました。
事前にダバオのライブハウス情報をあさったんですが、日本語ではネットにあまり見つからず、英語でも詳しい情報はほとんどありませんでした。
現地で自分の足でかせいだ情報を少しですが掲載しておきます。
今後もダバオに縁がありそうなので、ダバオがよりポピュラーになって直行便が出ればいいなと思っています。
ライブハウスっぽい名前を元に探した店
Blue Room Jazz Bar
Vplace Bar
Sound Box
BMW Piano Bar
O'Flannagan's
Chico's Bar
の6店。市の中心地 マルコポーロホテルの周辺にあるものをピックアップして歩いて探して回った。
結果見つかった店は以下の3つだけ。ジャズの店は見つかりませんでした。
ホームページは無い店ばかり。検索するとFBのページが出ますが、残念ながら私のIPADではFBを見れないのでした。
1、Blue Room Jazz Bar
Apoホテルの中、一階にあり従業員に聞いてすぐ見つかりました。
店の名前と違って、演奏していたバンドはソウル、ポップス系のボーカル3人、サックス1人、4リズムの8人バンド。生ピアノは置いて無く、シンセサイザー的な小さいキーボードでした。
演奏は素晴らしい。リズムセクションの切れが凄いです。ドラムうま~い。
お客さんは入れ替わり多いですが、7~8人は常にいて、小さい店は十分活気づいてます。
毎晩演奏しているようで、スケジュール表を見ましたが、バンド名からどう考えてもジャズでは無いものばかり。
パイナップルジュース一杯だけで半ステージ見てすぐに次の店探索へ。
料金はジュース代だけでとても安かったです。具体料金の記憶があやふやになってしまったので数字は書かないでおきます。
2、Vplace Bar
おそらく二階建て建物の屋上のビアガーデンみたいなところで、ガンガンに通りに演奏の音を出していたのがこの店。
Vplace Barと書かれた入り口が一階の離れた場所にあり、探索中には屋上の店とは結びつきませんでした。
とにかく凄い音を周囲に巻き散らかしていて、すぐにライブだと分かります。店には入りませんでしたが、通りの音だけで、うまいっと感じました。
アメリカンロック、ポップス系のバンドでした。
他にも大音量でBGMをわざと漏らす店が多く、まあ寛容な国なんだなあと思います。
3、Sound Box
これは建物の中の店ですが、やはり通りまで演奏が漏れるので、すぐにライブハウスだと分かります。西海岸的さわやかロックバンドでした。やはりうまい!リズムセクションがタイト。入店してません。(笑)
以上の三点はすべて2区画以内くらいにあり、すぐ見つかりました。他の店はかなり歩き回りましたが残念ながら見つかりませんでした。取り壊されている跡地だったり、まったく違う店だったり。
二つのホテルに泊まりましたが、ホテルラウンジやレストランにはすべて生演奏が入ってて、街のライブハウスよりパフォーマンスの数はよほど多いです。(ホテルでドラムの入ったバンドはありませんでしたが)
ジャズは無く、大体女性ボーカルでソウルやポップスを歌ってます。
フィリピン人バンドはノリがいいとか、歌がうまいとか、昔からもてはやされてましたが、本当に層が厚いと感じました。ヨーロッパ、アメリカとのかかわりが長く、生活に西洋音楽の基盤が根づいているからでしょうか。そういえば現地の民族音楽的なものはあまり無いようでした。英語がネイティブなのも、ボーカルには大きな強みです。
次回行ったときは今度こそジャズの店を見つけたいです。
あと、生ボーカルが聴こえてくると思って店の前まで行くと、どうやらカラオケで客が歌っているだけ。ビデオケというようですが、ステージがちゃんとあって、おそらくカラオケのビデオがステージに大きく投射され、客が次から次にステージにたって歌うという店が流行っているようです。
これはさすがに素人の歌とすぐ分かります。やはりオープンスペースの店が多く、ゆるい歌が通りに響き渡っているのでした。寛容です!
●●●ダバオの簡単な紹介
フィリピンミンダナオ島南端(北緯7度!)に位置し、メトロマニラに次ぐ第二の都市。人口153万人。現フィリピン大統領デュテルテ氏が長年市長を務めていた。
羽田からマニラまで 約4.5時間、マニラからダバオまで 約1時間40分、日本からの直行便無し。
乗り継ぎ時間を含めると移動はほぼ1日がかりの印象。